Minilogue / Son Kite
僕の音楽との出会いは小学生の時に国内外のロックを知ったのがきっかけで、ギターを弾きバンドを組みライブをやったりしていました。その後美容師になるべく上京するとHMVやタワレコ、WAVE、マンハッタンレコードやCISCOといったレコード店(CDショップ)に入り浸るようになるとハウスやテクノ、ヒップホップなどのクラブミュージックと出会い音楽のキャパがとても広がりました。その中でも20代半ばあたりから特にハマったのがハウスやテクノ、トランスといった所謂四つ打ち系の音楽です。
今回紹介するアーティストはスウェーデン人のユニット【Minilogue】です。元々彼らは【Son Kite】という名義でしたが表現する音楽によって名義を使い分けています。僕が最初に彼らを知ったときはまだSon Kiteでした。トランス界ではイスラエル系やゴア系や彼らのようなスウェーディッシュトランスなど細分化されていましたが、トランスの中でもかなり洗練された音作りで当時はプログレッシブトランスと呼ばれていました。そしてこの動画を観て頂ければわかると思いますが、この二人のアジトというかスタジオがまた素晴らしくてスウェーデンの森の中にあるのです。
こちらの動画ではスタジオや機材の説明、周囲を散歩したりと、彼らの音楽がどういった環境から生み出されるのかを知るいい動画です。木々がこすれる音や葉っぱが舞い鳥がさえずったり、彼らのルーツともいうべき環境です。クラブ系の音の場合、ライブではこうやってシンセやシーケンサーなどを駆使して音を紡いでいきます。じっくり聞いているとまさに森の中をさまよっているかのような感覚になります。
今では四つ打ちも緩めのものを聴くことが多いですがたまにはこういうのを爆音で浴びて踊りたいなーなんて思うオオモリでした。
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