髪がまとまらない理由はズバリ【水分】にあり
秋めいてきたのを感じるのがスーパーに並んだ食材やカラッと爽やかな空気ともう一つ、『乾燥』。手やひじ、脚などガサガサしていたるところが痒いです。梅雨から夏にかけて湿気が多いとうねりや爆発する髪もこのシーズンはまとまりやすいという声をよく耳にします。
さてこの乾燥というものですがお肌や髪など美容と大きく関わっています。特に髪に関して言えばうねりやふくらみを起こし静電気をもたらします。例えばお洗濯した後のシャツにアイロンをかけようとします。干し方が悪くしわしわになってしまいました。そのシャツに無理やりアイロンをかけてもしわしわのままプレスされて余計にしわが目立ちます。ではどうするか。
- スチームを当てる。
- 霧吹きを吹きかけて水分を補給する。
- 多少引っ張って伸ばしながら熱を加える。
等いくつかの対処方法はありますが、これはそのまま髪にも言える事なのです。
髪と水分の関係性
髪の中には水分を含むエリアがあります。水分と共に油分も持ち合わせているのですが大きく分けて2種類のものがあり、水と馴染みの良い『親水性』と水と馴染みにくい『疎水性』の二つです。加齢がダメージが進むにつれて親水性の脂質が減り疎水性のものが目立つようになるとパサパサしてゴワついた手触りになってきます。またクセ毛の多くは親水性の脂質と疎水性の脂質の存在するエリアのバランスが悪くその結果うねりとなります。
夜にシャンプーしても朝にはすっかり水分が抜けてしまい硬くなっているところにさらにコテやドライヤーで熱を加えるとますます水分が抜け硬くゴワゴワになってしまいます。シャンプーやトリートメントでケアして親水性の脂質を補い十分な潤いを与えてあげればみるみる扱いやすくなってきます。まとまらないのはクセやダメージによるものが多いのですがしっかりと保湿をしてまとまりのある艶やかな髪を目指しましょう。
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