バレンタインデーについて僕の思う事。

毎年やって来るこのイベントですが、僕にとっては甘酸っぱい思い出というより気の引き締まる特別な日です。

 最初に勤めたサロンでは訳あって新卒で入社した訳ではなく少しズレて入社しました。地元からバッグとギター（お恥ずかしい）を持って上京したのですが、東京へ向かおうと地元の伊豆稲取駅へ着くと何故か同級生や先輩がいました。特に誰かに伝えた訳ではなかったのに皆が見送りの為に来てくれていたのです。そして同級生や憧れの女の先輩たちからチョコを渡され、その日がバレンタインデーだったと気が付きました。 家が少し東京方面の駅の先輩と電車に乗って（二人とも可愛くて憧れの先輩でした）エールを送られつつその先輩たちとも別れ、目的地のサロンへ到着すると、まずはギターを笑われ（泣）数名の女の先輩たちから突然チョコレートを頂きました。まさか初対面の先輩たちからチョコを貰えるなんて思ってもいなかったので緊張しつつも嬉しかった思い出があります。

 そうやってスタートした僕の美容師人生なのですが、この日が来るたびに美容師としてまた一つ歳をとるのです。また今年も仕切り直して粛々と一歩ずつ前へ進めるように頑張りたいと思います。