今年最後の子
今年最後のウチの子が無事にアゲハになりました。
今年でかれこれ三年間、夏になるとベランダのレモンの木にアオムシが来ます。その子達を虫かごで育てるのですが今年は黒一匹普通の二匹の計三匹がアゲハになり飛び立って行きました。
昨日あたりからサナギが透明になり黒い筋が見えてきたので羽化のサインだなと思って早朝から羽化の瞬間を狙っていたのですが安定の寝坊によりこの姿になったものを発見しました。
ベランダのレモンの木は大事に育てているので餌用の枝を摘むのがイヤで二日ごとに裏庭まで行って柚子の枝を採って来るのです。結構面倒なんですよね。掃除もマメにしなくちゃですし。ただそうやって手間をかけた分愛着も沸くんですよね。
かごの中で一生懸命羽ばたく練習をしているのを見た息子が『頑張れー！』と応援していました。そして雨も止んだのを見計らってお別れの時間。息子の手から大空に向かって羽ばたいていきました。
毎日どんどん成長していくアオムシからこんなに立派なアゲハになって大空へ羽ばたいていくのがこんなに尊いなんて思ってもみなかったですね。尊さと同時に儚げでもある毎年の恒例行事です。
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