秋の味覚
我が家、というか僕の得意料理の一つ『サンマのご飯』を今季初めて作りました。今年は悪天続きで秋の行事や農作物に被害が出ていますが、このサンマもかなり高騰しています。同じ魚屋さんで去年は一尾100円だったのが今年はなんと180円。1.8倍です。
得意料理とはいえシーズン中にしょっちゅう作るわけではありません。その理由は後ほど。
義実家では留学生のホストファミリーをしているので外国からの子がいます。今年も先日引っ越してきた男子の歓迎会と、以前やはりステイしていた女の子が仕事で日本に来たついでにわざわざ訪ねて来てくれたのでお帰りパーティーをしました。キッチンでは義母さんがフル稼働。この時期の何かしらのパーティーでは僕もサンマのご飯を作るのが定番になっています。
が、
なぜ得意料理なのに何であまり作らないかという先ほどの話題ですが、ぶっちゃけ面倒くさいのです。何がといえばこの写真を見ていただけると分かるかと思いますが焼いたサンマの『骨抜き作業』。ご存知のようにサンマに細かい中骨が多くそれを一本一本丁寧に抜いていくのです。焼き魚であれば中骨ごと食べてしまうこともありますが、サンマご飯では腹わたと中骨を丁寧に取り除いておくことが美味しさに直結しています。生のまま骨を抜こうとすると身から離れにくくてしんどいので焼いた後に抜きます。これを2尾分。目がチカチカしてきます。
僕はとてもイヤらしい人間なので中骨を丁寧に抜いたんですよーとわざわざアピールしてから御開帳することにしていますwその苦労を分かってほしいのです。。
炊くときは乗せないいろどりモノも御開帳の前に乗せて見栄え良く。
御開帳が済んだら頭と尻尾を外しよく混ぜ合わせます。そして三つ葉とミョウガの薬味をたくさん
乗せて召し上がれ。毎年恒例の我が家の秋の味覚です。
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